セカンドステージ終えてもまだまだお元気

3月26日(水)社会福祉法人よつば/本部・事務局の吉田満さんが3月末でご退任と聞き、お話しを伺ってきました。吉田さんは求人担当としてグループホームや就労支援施設の職員・世話人の募集・採用に携わってこられました。私共の「かしわ生涯現役ネット」HPに掲載する「求人情報」をご提供いただく担当者でした。
よつばの定年である75歳になられるのを機にご退職となられるとのこと。

前職は半導体関連のエンジニアで、60歳の定年までご勤務の後、1年間は継続雇用で働き、その後ハローワークでの求職活動を経て社会福祉法人よつばに再就職されたそうです。
最初の4年間は、「B型・就労継続支援施設」で職業指導員として週5日勤務され、その後その実直な勤務ぶりを評価されて本部・事務局に移動となり、人事や相談対応など幅広な業務を9年間勤められました。72歳頃から週2~3日の勤務ペースにされるまでは、フルタイムでご活躍されたそうです。

半導体エンジニアのお仕事はクリーンルームで防塵服を着用して機械相手に研究開発を行うものでしたので、セカンドキャリアでは「人とのふれあい」を求めてお仕事を探されたと伺いました。優しくて穏やかな吉田さんですが、全く違う世界に飛び込んでみる勇気と好奇心をお持ちの方なのだなと思いました。

充実したセカンドキャリア・セカンドライフを過ごされた秘訣は、「定年」という一つ目の区切りを人生後半へのスタートと捉えて、新たなキャリアにチャレンジされたことではないでしょうか?
人事は「他人事(ひとごと)」と言いますが、そんな意欲のある人のことを周りの人達はちゃんと見ているもので。隣にいた事務局長の小池さんは「やっぱり人柄ですよね。」とおっしゃっていました。
ロールモデルとして、一人の先輩のエピソードをご紹介しました。

吉田さん、長い間お疲れさまでございました。
今後もお元気で、人生100年を楽しんでください。               

文責 和泉