定年退職予定者応援セミナーは、毎年1月に開催している定年退職前後の方を主対象としたセミナーです。

　新型コロナ感染の第5波が収束したころから準備を本格化し、対面式を念頭に本セミナーと分科会二つの構成としました。出来るだけ多くの選択メニューを本セミナーで提示し、就労とボランティア・地域活動に絞ってより深く話を聞きたい方は各分科会にとの全体イメージ。ところが年明けから第６波が急拡大し、急遽本セミナーと就労分科会をZoomに切り替えての開催に変更しました。３週間もない中で参加予定者やお話し頂く団体の方々への連絡、Zoom初心者への接続リハーサル等急ピッチで作業し、何とか１月２８日の本セミナーを迎えました。
　最終的に1/28のオンラインセミナーは２０名のご参加でしたが、大江先生の基調講演は1時間があっという間に感じられ好評。体験談のお二人には入念に準備頂き、内容も予定時間もばっちりでした。対面式と違い、オンラインでは３時間が長すぎるとの声も頂き、次回の検討課題ですね。

　ボランティア・地域活動分科会は２月4日ラコルテ柏の広い会場を確保して対面式で開催。 柏市社会福祉協議会から実践的なお話を聞いたり、体験談、館内見学ツアーで動いたり、6名の参加者も色々刺激になったようです。就労分科会は2月8日にオンラインで10名が参加。4事業者からの具体的な求人情報やより突っ込んだ情報の探し方、最後には参加者が2グループに分かれて自己紹介や質問など。画面上ではありましたが互いの話を聞けたのは大切な機会でしたね。

　今回のセミナー参加者は就労意欲が総じて高く、協議会窓口も活用していただき一歩踏み出せるようお手伝いします。色々綱渡りでしたが必要に迫られてZoomに少し習熟できたのは、今回の副効用。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。