小学校の理科教育支援員として試行錯誤の毎日です

知人から紹介をされ「理科教育支援員」に応募し、小学校に採用されました。この制度は柏市独自の政策で、理科離れを防ぐ目的で全小中学校に1名ずつ理科教育支援員を配置しています。小学校の理科は植物・生物から物理・化学と初歩的なことですが分野が広く、理系とは言いながら分からないことが多く試行錯誤の毎日です。困った時にはシニアで先輩理科教育支援員の方に教えを請いながらやっています。
理科教育支援員の主な仕事は次の通りです
①理科実験の準備と立会い
②理科室の4S(整理・整頓・清潔・清掃)
③測定器の調整・修理
④薬品の管理
予備実験により教科書だけでは分からない実験に必要な物、注意事項が分かります。予備実験を踏まえて実験の準備と先生へのアドバイス、児童へのアドバイスを行っています。薬品は使用量管理から在庫量管理に変更しました。1学期末に棚卸をしました。適切な在庫で管理できればと思っています。
私が勤務していた企業と小学校では風土・考え方が違います。理科支援とは直接関係ない学校行事にもできるだけ参加して理解に努めています。先生方のご両親と同じぐらい歳が離れているので、先生が依頼しやすいように心掛けています。先生方とのコミュニケーションを大切にして、理科教育支援員の趣旨に合ったサポートが出来ればと思っています。 (男性60代)