「1/24 定年退職予定者応援セミナー」つぶやき & QA

1月24日(金)、今年も東大柏キャンパスでの開催でした。男性53名、女性24名の計77名が参加。参加者は64歳・65歳をピークに、文字通り定年前後のタイミングの方が圧倒的多数でした。

定年セミナー恒例となったコントを皮切りにSLF・風間様の司会で、盛りだくさんのプログラムをリードいただきました。基調講演は東京大学の菅原先生で、「人生100年時代を豊かに生きる・チャンスは街の中に!」というタイトルの通り、長きにわたる人生をいかに素晴らしいものにするか、その中で重要なものは何か、とるべき行動は何か、といった事柄が、具体的なデータと研究に基づくものとして語られており、大変参考になりました。中でも、社会参加が非常に重要であり、そのチャンスが柏には沢山あるのだという事をコメントいただき、運営サイドとしても、大変嬉しい気持ちになりました。アンケートでも人との関わりが心・体の健康に影響があるという調査結果に目から鱗でしたというご意見がありました。
運営として反省しているのが、スライドと資料の文字の見にくさについて何人もの方からご指摘いただいたこと。「スライドが見にくかったのはとしのせいかな」と書いてくださった優しい方もいらっしゃいましたが、そんなことはございません。機材のせいとはいえ、大変申し訳なかったです。3月セミナーの課題です。

昼食前の約20分の間、グループ・ミーティングとして、前後の席の方々4~6名による自己紹介などが行なわれ、大いに盛り上がっておりました。昼食後は、就労、ボランティア活動、趣味の団体紹介などの社会参加の具体例のお話や、5名のシニアの方々によるパネルディスカッションが行われ、参考になったと大好評でした。今年も各種社会参加の10団体がブースを設けて参加者と直接の面談を行いましたが、活発な質疑応答のなか、例年になく大盛況だったようで、ホッとしました。実際にどのようなブースがあったらいいなあと考えていらっしゃるのか、アンケートをとればよかったというのも反省点です。

10時から始まり、昼食をはさんで3時半までの長丁場でしたが、和気あいあいな雰囲気で活発な交流が出来たのではないかと確信しております。参加者の皆様、並びに各団体の方々、そして運営側の皆様、本当にありがとうございました。( 写真は後日改めてアップいたします )

 

続いて定年退職予定者応援セミナーに寄せられた質問と回答です

Q1柏市では多様な社会参加の内どの分野が多いか。理想形は?
A1全体把握の統計はありませんが、一つの分野に限らず就労・ボランティア・趣味健康作りを複数実践しているシニアが目立ちます。
複数やるほうがより効果的との研究結果もあるようです。
Q2柏市の街つくりや行政に関係する機会はあるか?
A2沢山あります。地元町会や自治会のボランティアの他、柏市役所の求人も多数出ています。
Q3仕事やボランティアで何を基準に選べばよいか?
A3過去の経験で探し始めるケースが多いですが、思い切って実際に求人の多い未経験の分野に飛び込んで活躍するシニアもいます。
Q4南部近隣センターで活動している団体情報を知りたい
A4令和2年5月まで改修休館中ですが再開後情報を集約し、この「かしわ生涯現役ネット」に掲載します

詳しくはぜひパレットの窓口に起こし下さい!